科研の紹介

日本学術振興会 科学研究費助成事業 令和2年度~ 令和5年度 基盤研究(C)(一般)
思春期・青年期男子のセクシュアリティ教育の課題を克復する研究


18年間、セクシュアリティに関する科研・厚生科研活動、約10校/年への高校出前講義をおこない、セクシュアリティ教育のエキスパートとして多くの実績を挙げてきましたが、これまでの研究活動を通して、男子のセクシュアリティ成熟過程の課題に行き当たったため、それを克服するために、研究課題にしました。男子が健康で幸せになることによって、女子にも良い影響があると期待できます。

ウェブ調査とフォーカスグループインタビュー調査によって実態を知り、男子のセクシュアリティ教育の課題克服のための内容・方法(「男子用おつきあいのマナーかるた」の開発を含む)を検討します。キーコンセプトは、“Get & Enjoy”で、楽しみながら自分にとってだいじなことを得るセクシュアリティ教育を目指します。教育効果として、性的自己肯定感や自尊感情の増加等を調査します。

研究成果は男子のセクシュアリティ教育の場面だけでなく、男子を育てる母親の支援にも活用が期待できます。

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